錦秋の小樽へ

「ここからの眺めは昔とちっとも変わらない」と慎介（勝野洋）が言うと、はるか（石田ひかり）が「高島岬はもうひとつ山の向こうです。ここからは見えない。」と言っていました。（映画『はるか、ノスタルジィ』）
そのシーンが小樽市立手宮西小学校隣りの丘で撮影されたと知って、行ってみました。

丘の登り口の坂に車が停まっていて、観光客が多いのかと勘違いしましたが、この日（10月31日）は児童の学習発表会の日でした。丘の斜面に倒木が何本もありました。9月8日の台風18号の被害を受けたようです。

映画のシーンは春の季節で、タンポポの咲く丘に慎介とはるかが登ってくるシーンや、二人が丘を駆け下りるシーンが印象的でした。

千葉に戻ってネットを探していたら、この丘を "はるかの丘" と紹介しているサイトがありました。手西小に電話して、先生方や子供達はこの丘を何と呼んでいるのか尋ねてみました。
電話の向こうで周りの先生方にも聞いてくれている様子でした。「特に決まった名前はないようです」というお返事でした。

● この日私が訪ねた手宮西小学校はその後「小樽市立北陵中学校」になりました。
小樽市の学校配置に変更があって、2016年4月、手宮地区の手宮小・北手宮小・手宮西小の3校が統合されて、旧手宮小の位置に新たに「小樽市立手宮中央小学校」が開校しました。
翌年の2017年4月、北山中と末広中を統合した北陵中が旧手宮西小の校舎の一部を改修して開校したそうです。

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