No. 1411
Re: 校庭の梅
from: s.fujino
2008-04-16 00:53

一昨日、小樽市総合博物館からメールマガジン第104号が届きました。
内容は小樽ジャーナルも転載していますが、明治42年発行の『小樽区外七郡案内』に
次のような文があるそうです。

若し夫れ皐月春己に枝頭に充つる時、梅桜桃李一時に研を競ふの時を思はゞ
吾人は本土人士に誇るの一事あって存ず、看よ春は己に十二分なるに尚ほ遠山残雪の
存するあり、坐らにして月雪花を愛し得るの地、本土何れにや存する」

梅も桜も桃もスモモもみんな同時に咲いて春爛漫。それでも山には残雪が見える。
いながらにして月と雪と花を楽しめる場所が本土のどこにあろうか...
こんな意味でしょうか。

  看よ春は己に十二分なるに尚ほ遠山残雪の存するあり

いい文ですね。

量徳小学校の桜と梅の花を一緒に眺めたことがあります。