2005/07/28 (木曜日)

小樽、夏の光

この街を海から眺めてみたいと、前からずっと思っていた。着いた翌日はよく晴れたが、波が高く遊覧船は全便欠航。3日目は雨もよう。この日、台風が遠く東の海上に去って、午後は晴れの予報だった。

午前中は再び北運河をゆっくり歩き、運河プラザやあまとうで土産を少し買い、昼食を楽しんでから、祝津に向かった。公開が再開されて間もない鰊御殿を訪ね、遊覧船に乗った。

"OTARU, a northern town, far away from Kobe." と字幕が入ったあの映画のシーンのように、海と街と山が見えた。飛鳥が三号埠頭に入っていた。

 


 
夏の光の中で、日銀通りのプラタナスも、手宮線のレールも、壁のツタも、空も海も輝いていた。初めて訪れた夏の小樽で、いい時を過ごした。 腕や顔だけではなくて、心も日焼けしたと思った。

s.fujino : 2005年7月28日 23:50 / 小樽へ

このエントリーのトラックバックURL

コメント

 

>この街を海から眺めてみたいと、前からずっと思っていた。
 フェリーに来ると、じっくりゆっくり海からの小樽を堪能できます。
 が、それは難しい...。そうなれば、次は遊覧船です。
 (祝津水族館への乗り入れは、バスと船があります!)
 景色はいかがでしたでしょうか?

>初めて訪れた夏の小樽で、いい時を過ごした。
 季節でやはり印象は違うものなのでしょうね。
 四季折々のよさを見つけてくださっていますね。
 ありがとうございます m(_ _)m

........明日の変化はなにかしら?............

投稿者 132歳の若者 : 2005年8月26日 00:24

 

132歳の若者さん、こんばんは。
>景色はいかがでしたでしょうか?
本当に綺麗でした! また見てみたい!

>季節でやはり印象は違うものなのでしょうね。
>四季折々のよさを見つけてくださっていますね。

どの季節に来ても、その時の美しさがみつかります!
今度いつか、真夏・錦秋・真冬のような季節の真っ只中でなくて、
季節のうつろいが感じられるような時に小樽を歩いてみたいと
思っています。

  P.S.
  >........明日の変化はなにかしら?............
  HOT3の日付のところに、曜日を入れました。
  (地味な手直しで、すみません)

投稿者 s.fujino : 2005年8月28日 01:40

 

s.fujinoさん、こんにちは、ご無沙汰してます。
写真展の入賞、おめでとうございます(^^)
s.fujinoさんの写真はいつ見てもキレイですね(^o^)

手宮線、実は少々、思い入れがあって(^^;)
今は、手宮線”跡”ってのが残念ですね(TT)

ちょっとマニアックですが、ボクが子供の頃、手宮駅には、
D51(ご存じ「デゴイチ」やC12(炭水車を引いてないタンク型)
がいましたね・・・蒸気機関車が好きでした。
まだあるかなぁ・・・ずいぶんと写真を撮ったものでした。
ホントに毎日のように手宮駅周辺には行ったものでした・・・。

現・交通記念館内にもまだ当時の面影が僅かにありますが、
当時は鉄道記念館と言って、パッとしない記念館でした。
「しづか号」と「大勝号」と他車両何台かある程度の。

敷地が広くて、今と違って境目もなく、やわ玉で野球やったり
なんかしても誰にも怒られませんでしたね(^^;)

風向きによって、周囲は煙や蒸気に包まれたもんです。

ある日、いつも行くので顔見知りになった機関士さんが、
「乗れ!!」と言って運転席に乗せてくれたんです。
嬉しかったですよ、その時は。汽笛も鳴らせてもらったし!!

手宮線の蒸気機関車は昭和49年に廃止になりましたが、
最後のC12に、泣きながらサヨナラしたのを覚えてます(^^;)

さらに残念なことに、手宮線自体廃止になってしまいましたが、
沿線に住んでおられる方々の迷惑を考えなければ、静岡の大井川鉄道や
やまぐち号のように、蒸気機関車による名所にしてほしかったです・・・。
手宮は「北海道の”ゼロ起点”(鉄道のスタート点)」なのですから・・・。

でもそれが今は「雪灯りの街」なのでいいかもしれませんね(^o^)
s.fujinoさん、どうぞこれからもキレイな写真、いっぱい見せて
くださいねm(__)m

(鉄道マニアのログでないのに大変失礼を・・・)

投稿者 fisherman : 2005年9月 5日 00:30

 

fishermanさん、こんばんは。お元気でしたか?

>写真展の入賞、おめでとうございます(^^)
>s.fujinoさんの写真はいつ見てもキレイですね(^o^)
どうもありがとうございます。たるぽんは、写真コンテストじゃなくて
抽選でしたので、もしかしたらと思って投稿してみました。

手宮線のお話、ありがとうございます。

私が小学校に入学する少し前、私の家の裏手に私鉄が開通しました。
工事が始まると、SLが資材を運んで来ました。それを毎日のように、
眺めていました。fishermanさんのようにSLには乗れませんでしたが
トロッコに乗って遊んだことがあります。レールの上を歩いて遊んだことも
ありましたので、手宮線に行くと、つい昔のようにレールに乗ってみたく
なります。

先日、NHKアーカイブスという番組で、SLが函館まで走るのを放映して
いました。ご覧になりましたか? 小樽駅のアナウンスの「おた~る~」と
いう声が興味深かったです。

それから、今、寅さんのシリーズもNHKBSでやっていますが、先日は
その中で、銀山のホームもちらっと見えました。
関口知弘の鉄道乗りつくしの旅が、いよいよ北海道に向かうようですね。
楽しみです。

雪あかりの路は、運河会場も華やかで綺麗ですが、手宮線会場が好きです。
昨年のボランティアの体験のとき、運河と手宮線のどちらか好きなほうを
選べたのですが、迷わず、2日とも手宮線を選びました。
その時の画像を(ちょっと恥ずかしかったですが)ホームページにも入れて
しまいました。
http://www.populus.jp/canal/october2004/4_temiyasen.html
です。

先日、日銀通りの画像をまとめてみましたが、手宮線もずっと写して来まし
たので、また一覧のページを作ってみたいと思っています。

そちらは、だいぶ涼しくなっているようですね。
どうぞ体調を崩されませんように。また、コメントお待ちしています。

投稿者 s.fujino : 2005年9月 5日 01:11

 

s.fujinoさん、おはようございます。
お話、そしてお気遣いありがとうございます。
こちらもずいぶんと涼しくなってきました。

千葉も今日明日は雨のようですね。台風は大丈夫そうですが・・・。

そして、手宮線の画像も見させていただきました。
キレイな画像ですね!!ありがとうございます。

昔はここを、ボクが子供の頃はもう既に頻度は低かったですが、
SLが走ってたわけで、懐かしい・・・。

>手宮線もずっと写して来ましたので、
>また一覧のページを作ってみたいと思っています。

それは楽しみです。すごく期待してしまいます(^o^)

>私が小学校に入学する少し前、私の家の裏手に私鉄が開通しました。

多分、新京成ですよね!!一度だけ乗ったことがあります(^^;)
関東は私鉄が多くて、いろんな鉄道があっておもしろいですよね。

ボクがよく乗ったのは、s.fujinoさんのお隣、柏から東武野田線。
常磐線で柏まで行って乗り換え。懐かしいです(TT)

NHKアーカイブスでですか・・・?
全く知りませんでた!!悔しいですね。

小樽~函館というと、まずC62牽引の「急行ニセコ」ですね。
(札幌オリンピック前年、昭和46年にディーゼル牽引に変更)
ボクが幼稚園の頃、毎日午前10時くらいだったのかな、もうもうと
煙と蒸気をあげて通り過ぎて行きました。
風向きによっては、幼稚園中が包まれました(^^;)

小学校高学年になって、あれが急行ニセコだって知ったんです。

>関口知弘の鉄道乗りつくしの旅が、いよいよ北海道に向かうようですね。

これも全く知りませんでした。今HPを見て知りました
すみません(^^;)

鉄道マニアではないのですが、学生の頃は、バイトでカネ貯めては、
夜行だ特急だのを乗り継ぎほぼ、島を除く日本全国を旅しました。
汚い大きなリュック(もっと汚いのが自分でしたが)を背負って。

そんなことばかりしているせいで、学校は”5年間”
通いました・・・。
勉強が好きだったのですね(あれれ?(^^;))

投稿者 fisherman : 2005年9月 5日 09:24

 

fishermanさん、こんばんは。

 >多分、新京成ですよね!!一度だけ乗ったことがあります(^^;)

そうです! ご存知だけじゃなくて、乗ったことがあるとは!
びっくりしました。

 >NHKアーカイブスでですか・・・?
 >全く知りませんでた!!悔しいですね。

アーカイブスも寅さんも、先日録画したばかりなのに、
もうどこかに紛失してしまって…(^_^;)
撮っただけで満足しちゃって… 性格がわかっちゃいますね。

寅さんの映画に出てくる渡し船が「矢切の渡し」で、こちらの市内です。
近くに「野菊の墓」の文学碑があります。
「矢切の渡し舟」や「野菊の詩」という和菓子もあります。

 あ、話だけじゃダメでしたね(笑)

投稿者 s.fujino : 2005年9月 5日 22:18

 

s.fujinoさん、こんばんは。

新京成電車、松戸から鎌ヶ谷までだけですが乗ったわけでして(^^;)
懐かしいです。

>撮っただけで満足しちゃって… 性格がわかっちゃいますね。

こんなにキレイな写真をいっぱい撮られているのに、
s.fujinoさんの意外な面が(^^;)
自分も公私ともそういう所があってよく叱られます(ーー;)

>「矢切の渡し舟」や「野菊の詩」という和菓子もあります。

へぇ~そうなんですか!!渡し舟の形なんでしょうか(^^;)
寅さん、今BSでやってますもんね(^^)
野菊の墓も、美しい純愛悲劇ですよね。
中学?高校?の時に読みましたが、松戸が舞台だったとは、
s.fujinoさんに教わるまで知りませんでした・・・(TT)
(昔のアイドルの映画もあったような(^^;))
本州にいる時に、行けばよかったですね、後悔です・・・。

ボクが今でも大切にしてる、親にねだって買ってもらった、
8mm映画数本(みんなSLです)のうち、NHK制作のが
一本あるんです。それが、C62急行ニセコ!!
(昭和46年の制作です)
もしかしたら、その、NHKの番組から制作したものかもしれませんね。

実は私の家から数軒隣の方が、元、C62急行ニセコ機関士!!
最近はお邪魔してませんが、行くといつも写真と話のヤマ(^^;)
s.fujinoさんが行けばものすごく喜ぶ気がしますが(^^;)

ああ・・・手宮線にSL復活の日が来ないかなぁ(TT)

余談ですが、手宮の一部(錦町)では、昔は街中に響き渡ってたSLの音を
懐かしんで、毎朝8時頃に、町内放送でSLの音が響き渡るんですよ!!
ボクもその音をほぼ毎日聞きながら、通勤してるわけです。
手宮線って、それくらい地元の人には愛着あるんですよね(^^)

投稿者 fisherman : 2005年9月 5日 23:06


コメントをどうぞ




 ※お名前・メールアドレス・URLをあなたのブラウザのクッキーに保存しますか?



(送信したコメントが表示されないときは再読込をしてください。)

Copyright © 2005-2024 s.fujino All Rights Reserved.