2006/01/03 (火曜日)

お年玉が…!!

新年を迎えてまだ50時間ほどですが、大晦日からこの時間までに、
fishermanさん、132歳の若者さん、ぜんまいねずみさん、蕎麦屋親爺さん、ほりべいさん、しろぱんださん、ハスカップさん、s.kobayashiさん、ainosatoさん、さいとうかずきさん…と、
嬉しいコメントのお年玉をたくさんいただいて…  今年はいい年になりそうです!
これからお礼のコメントを書いて、そして、皆さんのブログにお年始にお伺いしたいと思います。
どうもありがとうございました!

s.fujino : 2006年1月 3日 02:00 / メッセージ

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» 風化していく街 from ●蕎麦屋親爺の独り言 
2006年の幕開け 相変わらず戸惑うばかりのスケジュール これにかまけてしまうと小樽の街が壊れていく 昨年は運河保存運動終焉以降20年のツケが... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年1月 7日 12:51

コメント

 

>嬉しいコメントのお年玉をたくさんいただいて…  今年はいい年になりそうです!
 そうですね! いい年にしたいです。

 明日から少しづつ 世間は正月ムードから...ですね!?
 早いです、でも まだ松の内ですから。
 ほどほどに 楽しませていただきましょう☆☆

投稿者 132歳の若者 : 2006年1月 3日 15:40

 

初めまして。

遠藤又兵衛邸のリニューアルの設計監理を依頼されました小村進です。
偶然にコメントを見つけました。ご紹介いただきありがとうございます。

私の今までの北海道との縁は20数年前の新婚旅行です。当時は、まさかこのように
北海道に2週間に一度訪問するようになるなど思いもよりませんでした。

松江の築百年の商家のリニューアルがNHKで紹介されたことがきっかけで小樽
からの依頼となりましたが、私はリニューアルが大嫌いです。(笑)
松江の商家のリニューアルの設計は2年もかかりました。おまけにあの竹中工務店も
巻き込んで、実測から技術的なことを本物の棟梁を連れて来てもらい徹底的に検証
しました。まったくもって採算は合いませんでしたが、私が手がけなければ、何も
考えない工務店か、浅はかなリニューアル屋の餌食になってしまうことが居たたま
れず、手がけることにしました。その建物がいとおしく思えたのがきっかけです。
私は建築家です。リニューアル屋ではありません。それをどう理由付けるかに時間が
かかりました。あるとき、全ての建築行為が新築である!との思いにいたったときに
吹っ切れました。(建築家というのは難しい人種ですね(笑))

私が始めて小樽に赴き遠藤又兵衛邸を見たとき、その向こう側にあったであろう
建築を感じました。案の定、当時のままが全て残っているとすれば、おそらく
小樽一番の財産となったであろうと思います。しかしながら、所有者の意向は
絶大でありますので、今日、道路側の客待ち部分だけが残っただけでも幸いだと思
わなければならないと思います。当時の写真を見るかぎり、中庭に面した2階建て
の縁側2層の建物は、おそらく国宝級の価値があると思います。

私が提案した遠藤又兵衛邸のリニューアルは、今後数年を要します。最初の段階では、
3つのポイントで改修を行うことになりました。完成してからコメントを申し上げま
すが、どう感じられるのか興味のあるところです。

ところで、まったく話が変わりますが、小樽運河沿いの店舗群のことが気になります。
なぜあのような薄っぺらな建物群になってしまっているのでしょうか。まるで、店舗
屋がデコレーションのように3ヶ月限定店舗のような設えにしてしまっているような
ありさまです。それに都市景観も台無しです。圧巻は、運河の延長線上に分譲マン
ションが建設されていますが、なぜ小樽市民は何も言わないのでしょうか。
土地を売った人、建築する人の芸術レベルの低さ、モラルの低さを感じ悲しくなります。
小樽市役所もどうしたんでしょうか。指定歴史建造物の存在は全国に聞こえてきて
いました。小樽運河もかなりのイメージで伝わっていました。私の感じていたいた
イメージは70%(合格点)は裏切られることはありませんでしたが、実際に建築
家として足を踏み入れたときに、軽々しいデザインが表面を覆っていることに憤り
を感じまし、あのマンションです。残念でたまりません。

それにしても、そんなことを全て含めても、小樽は素晴らしいですね。
私は小樽が大好きになりました。小樽市役所の方々ともすっかり親しくなり、
新たな展開が繰り広げられようとしています。小樽市の「職人の会」はご存知で
しょうか。小樽には、建築とともに、職人が生きています。そこがすばらしい
ところですね。

長くなってしまいましたが、これからの遠藤又兵衛邸を末永く見守ってください。
建築家は所有者ではありません。提案も通ることと通らないことがあります。
小樽市役所と所有者にはかなりの提案を行いましたが、ことごとく納得していただき
ましたが、残念ながら施主と小樽市の予算の問題もありすべてができるわけでは
ありません。末永く見守っていただければありがたいかぎりです。

投稿者 小村 進 : 2006年1月 4日 03:02

 

小村さん、初めまして。
「旧遠藤又兵衛邸」のエントリーがお目にとまったのでしょうか、直接コメントを
くださったことに驚き、また嬉しく思っています。どうもありがとうございました。

>私が始めて小樽に赴き遠藤又兵衛邸を見たとき、その向こう側にあったであろう
>建築を感じました。案の定、当時のままが全て残っているとすれば、おそらく
>小樽一番の財産となったであろうと思います。しかしながら、所有者の意向は
>絶大でありますので、今日、道路側の客待ち部分だけが残っただけでも幸いだと思
>わなければならないと思います。当時の写真を見るかぎり、中庭に面した2階建て
>の縁側2層の建物は、おそらく国宝級の価値があると思います。

12月19日にバスで天狗山に向かった時、雪の中で工事をされている方の姿を窓から
見かけました。この時期にしては特別の大雪ということでしたので、工事が大変だと
思っていました。
いつも通りから見かけるだけで、中を見学したことはありませんが、「当時のままが
全て残っているとすれば…」ということは、かなり痛んでいたり改修の手が加わった
箇所が多いということなのでしょうか。外観を変えず、内部は所有者の意向にそって、
来訪者の見物用ではなく、実用として毎日使われる建物となるのですね。

>私が提案した遠藤又兵衛邸のリニューアルは、今後数年を要します。最初の段階では、
>3つのポイントで改修を行うことになりました。完成してからコメントを申し上げま
>すが、どう感じられるのか興味のあるところです。

ブログに書かれていた『単に建築の復古ではない。ことによればばっさり切り捨てる
部分もあるかもしれない。最大のポイントは、概念としての「新築行為」であるという
ことだ。』というところが気になっていました。これからも折々小村さんのブログを
訪問させていただき、旧遠藤邸の今後に期待したいと思っております。

>ところで、まったく話が変わりますが、小樽運河沿いの店舗群のことが気になります。
>なぜあのような薄っぺらな建物群になってしまっているのでしょうか。まるで、店舗
>屋がデコレーションのように3ヶ月限定店舗のような設えにしてしまっているような
>ありさまです。それに都市景観も台無しです。

旧銀行協会の建物跡にできた屋台形式の飲食店街のことですね。前の建物が取り壊されることを
ネットのニュースや地元の方のブログで知って、自分のPCの中であの一角を写した画像
がないか探してみましたが、ありませんでした。いつも小樽を離れるときには、浅草橋街園
からもう一度運河を眺めてから日銀通りを駅に向かっていますので、何度も目にしている
はずなのですが、写真に撮ってないということは、それだけあの一角が自然に自分の目に
はいっていたのかもしれません。せめて1枚写しておこうと思ったのですが、すでに解体
されたあとでした。(「嗚呼、銀行協会」のページで触れました。)

地元の冬の間の暮らしの難儀は私の想像が及びませんが、あえて旅行者のわがままを
書けば、寒い所には寒い時に行ってこそ、雪が降る街には雪の季節に訪ねてこそ、との
思いがあります。新しくできたあの建物が白い光景の中でしっくりするようには見えませんでした。
(去年7月に、中を一通り歩いてみました。地元のお店の支店なども入っていて、きっと
おいしいものもあるのでしょうが、私はまだ食べていませんので、残念ですが、お店の
コメントは書けません。)

>圧巻は、運河の延長線上に分譲マン
>ションが建設されていますが、なぜ小樽市民は何も言わないのでしょうか。
>土地を売った人、建築する人の芸術レベルの低さ、モラルの低さを感じ悲しくなります。
>小樽市役所もどうしたんでしょうか。指定歴史建造物の存在は全国に聞こえてきて
>いました。小樽運河もかなりのイメージで伝わっていました。私の感じていたいた
>イメージは70%(合格点)は裏切られることはありませんでしたが、実際に建築
>家として足を踏み入れたときに、軽々しいデザインが表面を覆っていることに憤り
>を感じまし、あのマンションです。残念でたまりません。


12月に写した画像と、2003年の2月に写した画像です。

浅草橋から眺めた景色も、中央橋から運河プラザを眺めた感じもだいぶ変わりました。
私自身は、他にも愛着を感じている場所があり、また自分が知らなかった魅力的なところ
も少しずつ増えていって、それに、2月のイベントの時のこの街の素晴らしさをずっと
楽しんで来ましたので、マンションがひとつ建ったからといって私自身の小樽への思いが
急に冷えることはないと思っています。でも、これから先、高層マンションがまだ
建っていく計画があるようですので、今後小樽の街を訪れる観光客のイメージは、私の
最初のときの感じとはだいぶ変わったものになると思っています。


一方、中央橋から浅草橋方向を眺めると、去年5月にはあった駐車場のビルが消えて、
私が初めてこの場所に立った1999年2月の頃に戻ったような感じがしました。

小樽で過ごす数日間は、いつもホテルから旧日本郵船まで北運河沿いを歩くのを楽しみに
しています。運河公園からまた戻ると、倉庫越しに天狗山が見えます。街を歩いても
坂の向こうや踏み切りの先や、どこからも天狗山が見て、ああ、またこの街にやって来たん
だと、気持ちが和むのを感じます。これからは、そうして天狗山が見えるように、運河の近くを
歩くと高層のマンションも目に入ることになりますね。でも、それは心が和む眺めには
ならなくて、ずっと何かひっかかるものになっていくかもしれません。

私が見つけた範囲ですが、それに小村さんも既にお気づきかもしれませんが、小樽の方の
ブログで、マンション建設・景観のことをとりあげているブログがいくつかあります。私は、
次のサイトに注目しています。

  『蕎麦屋親爺の独り言』の「まちづくり」「景観小樽」のカテゴリー
  『山口たもつが行く!』の「まちづくり」のカテゴリー

>それにしても、そんなことを全て含めても、小樽は素晴らしいですね。
>私は小樽が大好きになりました。

遠藤邸のお仕事で小樽にいらっしゃることが多いと存じますので、今年はきっと
雪あかりの路もご覧になれますね。
スタートまで、あと36日です!

投稿者 s.fujino : 2006年1月 5日 23:26


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