2013年10月15日
アンパンマンがまだ生まれていなかったころ
高校を卒業して、次の進路に足踏みしていた時、 部活の後輩が手紙で教えてくれたのが、やなせ・たかしさんの詩集『愛する歌』でした。 サンリオがまだ「山梨シルクセンター」という社名だったころのことです。 最初の本はその後誰かにあげたのか、いま手元にはサンリオ版があります。 ...
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2011年12月29日
花は咲く 春がくれば 地の果て続くかぎり
3月の地震の後、こちらでも予定されていたイベントが中止になりました。 今年で41回目になるはずの、さくら祭りの歩行者天国やパレードもありませんでした。 テレビや新聞は毎日被災地のニュースを伝え、お米もパンもスーパーから消えて、 計画停電の日程に気をもみながら過ごした日々でしたが、それでも、 桜はいつものように見事に咲きました。 そんな頃に口をついて出たのが、あの ♪ 花は咲く 春が来れば 地の果...
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壊れてしまった記憶のカケラ
1999年2月、初めて小樽を訪ねた時の 懐かしい、かけがえのない記憶につながるグラスが 今年3月の地震で壊れてしまいました。 震災で自らの命を失った人たち、 生き延びても肉親や友人を失い、家を失い、職を失い、 故郷を追われ、未来への希望を奪われた人たちのことを思えば、 小さなグラスひとつですが、私にとっては深いショックでした。 ...
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遠い日の三陸の記憶
宮古、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼... 今年三月のあの日以来、毎日のように伝えられる東北の町の名前は、 私の遠い日の記憶を呼び戻すものでした。 ...
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2011年1月31日
一月のいのり
アンパンマンがまだこの世に生まれていなくて、 サンリオがまだ「山梨シルクセンター」という会社だったころ、 高校の部活の後輩が一冊の詩集を教えてくれました。 やなせたかしの『愛する歌』です。 その時はまだ第一集だけでしたが、その後続編が出て、 いま私の書棚には第五集まで並んでいます。 上の画像は1991年にサンリオから出たものです。 最初のものは妹に譲っていて、20年後に思い出して再び買ったのでした...
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2010年10月20日
手宮線跡地からポプラが見えた頃
私が小樽に通い始めてから今年で12年になりました。 手宮線を列車が走っていた頃のことは知りませんが、 小樽市分庁舎の構内にあったポプラを、手宮線跡地からずっと眺めてきました。 ...
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2010年2月 3日
豆まきは袖振大豆
鬼のお面をつけたパパに向かって子供たちが...もしかしたらママも一緒になって、 豆をぶつけて興ずる... 今ではこんなふうに家族で楽しむことも普通になったのかもしれませんが、 私の子供の頃は、節分の豆まきは女子供ではなく家長がやるものという時代 でした。 あの夏の絵日記を書いていた頃、私の家のまわり一帯は雑木林と畑の間に まばらに人家がある静かなところでした。 毎年、父の豆まきの声が300メートル...
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2009年12月19日
Try to remember ~12月も深まって
Try to remember the kind of September When life was slow and oh, so mellow 『Try To Remember』(トム・ジョーンズ詞)の歌い出しです。 もうはるか昔、ブラザース・フォーのレコードで聴きました。*1 大好きな曲です。*2 曲の終わりのほうに、こんな詞があります。*3 Deep in Decemb...
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2009年1月17日
PPM
今、NHK BS2 で Peter, Paul & Mary のライブをやってます。 500マイル、風に吹かれて、パフ... 解説を見たら、高校のころ歌った曲が次々と! ☆ たしか、レコードが...。 急いで1枚探しました。17センチLPに4曲。 ...
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2008年6月25日
ゲーテ格言集
『賢い犬たち』を注文した時についでに頼んだ本が、今日届きました。 『ゲーテ格言集』(高橋健二訳、新潮文庫版)です。 6月16日付け『毎日新聞』くらしナビ面のコラム「ムムムの目」に取り上げられていました。 格言集に素直に向き合える歳でもないとは思いますが、読んでみたいと思ったのは、 「ほとんど天界からの声のように思えるほどである」、と前置きして こんな言葉が紹介されていたからです。 気もちよ...
2008年3月30日
パリの朝に 燃えたいのちひとつ
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