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2008年6月の記事

2008年6月 1日

"風かがやかし丘" 春


 4月19日の撮影です。

ここに来たのは、雪あかりの時以来でした。画像を探してみたら、
その前は去年9月、その前は去年5月、その前は...と、
ほとんど毎回でした。

向こうに見える "はるかの丘" に登るか迷うのもいつも同じです。
これでは、進歩がないか。 (^^)

 
 その後、from OTARU に132歳の若者さんから5月末の画像が届きました。


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"はるかの丘" 春



桜陽高校下から次はどこに向かうか迷いましたが、やはりここに
登りました。去年の5月以来です。

今回は豊川幼稚園の方から行ってみました。

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2008年6月 2日

地上の銀河の春

4月18日の手宮線です。

あの "地上の銀河" があったあたりには、
春の光の中で
コブシのつぼみがふくらんでいました。

つい2か月前のことが
遠い記憶の中の光景のように思えました。

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2008年6月 7日

土曜の晴れは9週ぶり

今年こちらは、いつもの年よりもだいぶ早く、九州北部よりも早く、今月2日に梅雨入りしてしまいました。

梅雨寒の日があったり、蒸し暑い日があったりと、梅雨時らしい日が続いていましたが、今日は雲間から青空がのぞいて、時々日がさしています。
昨日の夕方の天気予報で、土曜日が晴れるのは4月初め以来9週ぶり、と言っていました。

ガクアジサイが咲き始めました。

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2008年6月17日

沙羅双樹の花の色

「沙羅双樹」はインド原産の木で、日本では温室で見かけるぐらい。
だから、平家物語冒頭の「沙羅双樹の花」は、間違えて沙羅の木と呼んだこの花をさしているらしい...
そんな解説を読んだことがあります。

盛者必衰の理をあらわすかどうかはともかくとして、
梅雨空の朝に咲いて夕べに散る可憐な白い花、ナツツバキ。

 
リンクです。
沙羅双樹の花の色(鈴木克洋 写真の世界)
沙羅双樹の花の色(easy-writer)
沙羅双樹の花の色・・・(Atelier Champagne Rose ☆Diary)

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2008年6月25日

ゲーテ格言集

『賢い犬たち』を注文した時についでに頼んだ本が、今日届きました。
『ゲーテ格言集』(高橋健二訳、新潮文庫版)です。

6月16日付け『毎日新聞』くらしナビ面のコラム「ムムムの目」に取り上げられていました。
格言集に素直に向き合える歳でもないとは思いますが、読んでみたいと思ったのは、
「ほとんど天界からの声のように思えるほどである」、と前置きして
こんな言葉が紹介されていたからです。

    気もちよい生活を作ろうと思ったら、
    済んだことをくよくよせぬこと、
    めったに腹を立てぬこと、
    いつも現在を楽しむこと、
    とりわけ、人を憎まぬこと、
    未来を神にまかせること。

「警句的」という詩集の中の言葉であると文庫で解説されています。
上の引用は今の新潮文庫版からです。毎日のコラムは表記が少し異なっていました。
筆者の原田宗典さんは、平成元年の改訂版よりも前の版から引用されたのかもしれません。

この中の、済んだことを... いつも現在を... 未来を... の部分に特に心をひかれました。

 
    ☆

格言と言えば、こんなのもありました。

    やってみろ。しくじったら、うまくしくじれ。

フランスのノーベル賞作家サミュエル・ベケットの言葉だそうですが、
私は読んだことがありません。
ドラマの中で BAU のギデオンが言っていました。

先日第2シーズンの放送が終わった「クリミナル・マインド FBI 行動分析課」の
第1シーズンが今週から再放送されています。その第1話に出てきました。

いつもストーリーの面白さにのめりこんで見ていましたが、再放送を見ると
格言、名言が毎回いくつも出ていたのに気づいて、また楽しみが増えました。

    ☆

amazon の "あわせて買いたい" に乗せられて、『ゲーテ詩集』も
あわせて注文してしまいました。
本棚のどこかに古い文庫本がもぐっているはずなのですが(^_^;)


高橋健二訳は版を重ねて親しまれた名訳なのだと思います。
でも、私が初めて知った「野の小バラ」の訳は、

    野にひともとバラが咲いていました
    少年はそれを見るより走りより...
    ...
    ...
    折るなら刺します ゆめお忘れないように


「ミニヨン」は

    君知るやかの国...
    ...
    竜のうから棲み...
    ...
    ミルテは静かに桂は高く聳ゆ
    ...
    ...
    いとしき人よ君とともに行かまし...
    
  こんな言葉がありました。

記憶がとぎれとぎれで、誰の訳なのもかわかりませんが、いつかもう一度
この訳をみつけて読んでみたいと思っています。
この詩を教えてもらったのは、もうずっと昔、私が高校の時のことでした。

その頃読んだ河出書房新社の赤い装丁の世界文学全集『若きウェルテルの悩み』が
今もあります。
いつか懐かしく読み返すことがあるかと思ってずっと大切に持っていますが、
なかなか再読の機会がありません。
人生の回顧はまだ早いぞ、ということなのかもしれません。

    ☆

amazon から後日配送すると連絡があった webmistress さん他訳の
『賢い犬たち―最良の友から学んだこと―』が、別の梱包で一緒に届きました。
さらっと読めそうですが、じっくり読むと読み応えがありそうです。
感想はまた後日ということに。

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