(1)海鳴楼のツタ

新緑の頃の小樽に一度行ってみたいと思っていました。毎年2月の雪あかりの路のほかは、11月末に一度行っただけで、 冬の小樽しか知りません。

JR新千歳空港駅から小樽へ。いつもの雪景色と違って、いちめんの緑。 銭函を過ぎると見える海の感じも冬とはまったく違っていて、ああ、冬じゃなかったんだと、あらためて実感しました。

小樽駅に着いて、いつもの喫茶店へ。「こんにちは。」と言って入ったら、いきなりマスターに「めずらしい時期にいらっしゃいましたね」と言われてしまいました。「昨日あたりから、小樽は夏のような暑さです。」と言っていました。

中央通りに戻って中央橋へ。雪のないこの道を歩くのは不思議な感じです。中央の分離帯の植え込みにツツジが綺麗に咲いていました。ホテルに荷物をあずけて、カメラだけ持って午後の予定のコースに出かけました。

まず、ホテルの隣りの海鳴楼に行ってみました。5月21日の asahi.com マイ・タウン北海道のホームページに、海鳴楼のツタが根元から切断されてほぼ全滅状態という記事が載っていたので、どうなってしまったのか、様子を見に行きました。

切られていたのは山側(駅側)の壁のツタで、屋根近くまで伸びていたツタが枯れてチリチリになっていて無残でした。窓のところに「ツタを切ってしまった人へ」というメッセージがありました。

まず、ホテルの隣りの海鳴楼に行ってみました。5月21日の asahi.com マイ・タウン北海道のホームページに、海鳴楼のツタが根元から切断されてほぼ全滅状態という記事が載っていたので、どうなってしまったのか、様子を見に行きました。

切られていたのは山側(駅側)の壁のツタで、屋根近くまで伸びていたツタが枯れてチリチリになっていて無残でした。窓のところに「ツタを切ってしまった人へ」というメッセージがありました。

根元に水の入ったポリバケツが置いてありましたが、生き返るのか心配です。ただ、切られた壁の左寄りには無事だった株から伸びた枝から青い葉が輝いていました。北のアイスクリーム屋さん側(浅草橋側)の壁は無事でし た。


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